2010年10月27日水曜日

移民

イタリアに住む外国人の数はこの20年間で10倍に増加した。1990年に50万人だった外国人居住者は、2010年には約500万人。比較的年齢層の低い働き盛りの外国人労働者は、所得税や社会保険料を含む総額110億ユーロを国庫に支払っている。そのお陰でINPS(イタリア社会保険機構)は万年赤字を脱却し、黒字にまわった。移民の数が最も多いのはロンバルディア地方で約100万人。国別にはトップがルーマニア、次いでアルバニア、モロッコ、中国、ウクライナの順になっている。