2012年4月12日木曜日

ソーラー大国になる!

イタリアでは太陽光発電産業に大きな期待がかけられています。
「ローマはソーラー発電の世界首都になる」と市長のジャンニ・アレマンノは意気込んでいます。街には、ソーラーパネル屋根の駐車場ができ、取り付けられたソケットから電気自動車が充電できるシステムが稼働し始めました。

コッラード・クリーニ環境大臣は次のように語っています。
「再生エネルギー産業は、環境だけでなく、雇用と経済成長の面からも重要性が高まっており、今後、イタリアのみならず、世界中の成長産業になるでしょう。地球環境基金から融資を受けようと、申請が殺到しています
「電力会社は再生可能エネルギーへの投資で電気代が上がると言っていますが、それは事実ではありません。請求書にはっきりと支出項目を明記しておくよう要請しました。イタリア人は電気代を支払うとき、何に支払っているのか、知る権利があります」

*地球環境基金(イタリアではKYOTO基金と呼ばれている)が提供する低利率の資金は、太陽光発電など温室効果ガスの排出量を削減するプロジェクトに融資される。