2011年5月29日(日)8:00~22:00、30日(月)7:00~15:00に行なわれた、県庁所在地13都市を含む88のコムーネ(市町村)長を選ぶイタリア地方選挙の「決選投票」で、中道左派が大勝利をおさめた。
第1次選挙で中道左派の市長が選ばれたボローニャとトリノに続き、今回の決選投票でも、ヴァレーゼ、コセンツァ、ロヴィーゴを除く大都市の殆ど、つまり、ミラノ、ナポリ、ノヴァーラ、リミニ、グロッセート、クロトーネ、トリエステ、ポルデノーネ、カリアリ、イグレシアスで中道左派の市長が選出された。
ベルルスコーニ首相のコメント。「われわれが負けたのは確かだ。しかしミラノの市民はよくないことが起きないように神に祈らなければならない。ナポリの有権者たちはみなひどく後悔することになるだろう。」
マスコミ王で企業家の「ベルルスコーニ時代」の終焉が到来しようとしているのだろうか。
MilanoではGiuliano Pisapia (55.1%)が、NapoliではLuigi De Magistris (65.37%)が、CagliariではMassimo Zedda (58.2%)が新市長になった。