2009年4月2日木曜日

シエナの町と日本との出会い















3月11日から14日の間、中世の佇まいを今に伝えるパラッツォ・プッブリコに、日本の作家約100名の書画、陶器、彫刻が展示されました(世界芸術文化交流会主催、シエナ市後援)。
芸術という世界共通の言語を通して、異なる国や町の絆を強めることを目的としたこの催し。東京とシエナの小学生の絵画展も同時開催され、世界一美しい広場といわれるPiazza del Campoでは書道や茶道の実演が行われました。この広場は夏のパリオ祭でも有名です。

ミモザ


雪の多かった冬がおわり、イタリアにも春がやってきました。暖かな陽射しをあびて、アーモンド、ミモザ、リラの花が咲きはじめると、大地は萌黄色に輝きます。
ミモザはイタリアでは知る人ぞ知る春の味覚として食卓を飾ります。小麦粉、塩、イースト、水を混ぜて花を加え、オリーブオイルで軽く揚げるのだそうです。試しに房のまま天ぷらにしてみましたが、ほんのりと苦みがあって美味しく、丸い小さな花の彩りもあざやかです。