2009年4月10日金曜日

聖金曜日

写真はイタリアの田舎道です。
四旬節(復活祭まえの40日間)、金曜日ごとにそこかしこで行われてきた十字架の道行き(Via Crucis )の儀式も、きょうで終わりです。
十字架の道行きでは、数百年もまえから単純で哀しいメロディーのスタバト・マーテルが歌われてきました。歌詞の一部を以下にご紹介します。

Stabat Mater dolorósa       悲しみに静めるみ母は涙にくれて、

iuxta crucem lacrimósa,      み子が掛かりたまえる    
dum pendébat Fílius.        十字架のもとにたたずみたまいぬ。   

2 
Cuius ánimam geméntem,    嘆き憂い

contristátam et doléntem     悲しめるその魂を
pertransívit gládius.        剣が貫きたり。

19
Fac me cruce custodíri      十字架によりてわれを護り、

morte Christi praemuníri,     キリストの死によりて固め、

confovéri grátia.          恩寵によりてわれを慰めたまえ。
20
Quando corpus moriétur,     肉体が死するとき

fac, ut ánimae donétur      わが魂に天国の栄光を
paradísi glória. Amen.       与えたまえ。アーメン。

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