2012年2月13日月曜日

イタリア中南部に豪雪

ボローニャでは積雪50cm。ラファエッロ生誕の地ウルビーノ(世界遺産)では現在3~5メートルの雪が積もり、大雪警報が発動された。ウルバニアでは雪の重さでルネッサンス期の「クロチフィッソ(磔刑)教会」の屋根が崩落。アヴェッツァーノ(ラクイラ県)では氷結のため道路が閉鎖されている。ラツィオ州でも多くの市町村が孤立しており、水道や電気が使えない地域もある。道路の凍結防止に撒く塩も各地で不足。さらに、バジリカータ州では500人が孤立し、アチェレンツァ(ポテンツァ県)では切れた電線を接続するためにgattti della neve(雪の猫=大型除雪車)が出動した。
地中海性気候のイタリア中南部は通常降雪量が少なく、今年は異常気象。86才で人生初めての豪雪にみまわれ、雪かき初体験をしたお年寄りもいる。

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