2012年2月22日、モンティ首相はローマに本部を置くIFADの第35回会議で167ヶ国(大多数は貧しい国)の代表を前に次のように発言した。
飢餓に苦しむ世界は、正義が行なわれていない世界。イタリアは飢餓との戦いや持続可能な食糧生産/流通システムに関する全世界の共同責任を忘れないよう、常に強く訴えていく。
健康で安定した食事をする権利はすべての人にある。
女性の力が大きな役割を果たす農業経営に向けて、男女平等の精神を一層高めるべきだ。国連総長も女性が男性と同じように農業に参加することで世界の農業生産は20%伸びるとしており、貧困を撲滅する最もよい手段の一つとなるだろう。
食品の安全性の確保も国際社会にとって最優先課題であり、こうしたIFADの政策を支えるためにイタリアはこれまでより10%増の負担を約束する。
増え続ける世界の人口。今、そのすべての人々を養うことが求められている。
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