2012年5月7日月曜日

鉄格子の向こう側で、おとぎ話が生まれる

バーリの刑務所では、更生中の服役者たちが子供向けの絵本や漫画を製作している。自分の身に実際に起きた出来事を語り、絵を付け、それを読む子供たちに「間違いを犯さないよう」諭している。「お父さんトラは、むかし、とても残酷な若トラだった…。そしてある日……」。
まるで時が止まったかのように感じられる毎日。おとぎ話を書くなかで過去を振り返り、家族や子供たちとの再会を夢見る。

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