2014年1月6日月曜日
アルド・モーロ元首相(赤いルノー4)
1978年5月9日、キリスト教民主党党首アルド・モーロの射殺された遺体がローマのカエターニ通りに駐車されていた赤いルノー4のトランクの中で発見された。犯行は、モーロ党首を拉致したテロ集団「Brigate Rosse/赤い旅団」の仕業とされた。救出されなかった背景には、当時モーロが進めていた共産党との大連立「Governo di solidarietà nazionale/国家連帯政府」構想が大国(米国、ソ連)から懸念され、イタリア政府が逡巡していたという事情もあった。
今日はあの「赤いルノー4」の持ち主フィリッポ・バルトリさんが亡くなった知らせがニュースとなった。
アルド・モーロは現在カトリック教会によって列福手続きが申請されている。
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