2010年5月21日金曜日
タイでイタリア人ジャーナリスト死亡
5月19日、タイでの紛争を取材中だったイタリア人ジャーナリストFabio Polenghi(ファビオ・ポレンギ)が銃弾を受けて死亡した。赤シャツグループを攻撃する軍隊の写真を撮っていた時の出来事だった。ナポリターノ大統領は哀悼のことばを述べ、「自らの職業に対する彼の情熱と勇気は、ジャーナリズムの誉れである」と語った。ファビオはミラノ出身で45才、2004年から世界を巡り、リポーター・サン・フロンティエ(国境なきリポーター)のメンバーでもあった。
アフガニスタンでイタリア人兵士2人がテロの犠牲に
5月17日、アフガニスタンに駐留する国連軍を狙った自爆テロで2人のアルペン兵が命をおとした。現在アフガニスタンには3300名のイタリア人兵士が駐屯しているが、昨年9月に6人の兵士が犠牲となって以来の悲劇だった。ローマの飛行場に着いた三色旗で覆われた二人の棺にナポリターノ大統領は手を置き、イタリアの感謝の意を伝えた。
2010年5月14日金曜日
パルミジャーノ・レッジャーノチーズが強盗に
パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズを狙った6人の強盗団が、パルマ郊外の倉庫に保管されていた300個の巨大チーズを奪い逃走した。手足を縛られたインド人の倉庫係は警察や報道陣に、そのときのもようをジェスチャーで語った。実はこのパルミジャーノ・チーズは銀行が融資の担保として預かり、保管させていたもの。品質が保証され販売ルートも確立されているパルミジャーノ・チーズは、昔から担保として用いられてきた。
ロンバルディア地方の豪雨
2週間にわたって豪雨が続く北部ロンバルディア地方では、多くの地域で水害が発生している。コモやヴァレゾット(ヴァレーゼ地域)では道路が遮断される被害が起きているが、天気予報によると、金曜日まではこの土砂降りは続くとのこと。
教皇ベネデット16世、ファティマに
聖母マリアが3人の小さな羊飼いたちに現れた93年前の1917年5月13日を記念し、ベネデット16世は13日にファティマを訪れた。司祭年とされた1年間(2009年6月~2010年6月)を締めくくるにあたり、教皇は処女マリアに司祭たちを委ねた。小児愛(pedofilia)などの問題が起こり、「教会は内から攻撃されている」と述べる教皇は、第2ヴァチカン公会議のおしえを踏まえたカトリック教会の真の刷新を希望し、そのために「他の真実」や「他者の信じる真実」を大切にし、諸宗教間の対話を進めていく方針を約束した。
イタリアのGDP(2010年第一四半期)
イタリア中央統計局(ISTAT)によると、イタリアは2010年の第1四半期、経済専門家たちの予想を上回る高い経済成長を記録した。
GDP(国内総生産)は前年同期比で+0.6%、2010年末にはおそらく+1%に達するのではないかと見られている。このような成長は輸出が0.5%の伸びを示したことにも由来する。
第1四半期のEU各国の平均値は+0.2%。イタリアの+0.6%はEUでトップを占め、最近3年間で最も高い成長率となった。
GDP(国内総生産)は前年同期比で+0.6%、2010年末にはおそらく+1%に達するのではないかと見られている。このような成長は輸出が0.5%の伸びを示したことにも由来する。
第1四半期のEU各国の平均値は+0.2%。イタリアの+0.6%はEUでトップを占め、最近3年間で最も高い成長率となった。
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