2012年1月6日金曜日

米大統領選に向けた共和党候補選びの幕開けとなるアイオワ州党員集会。

イタリア人3世(リック・サントラム、53才)が善戦。

1月4日に行われた選挙では、TVコマーシャルなどに巨額の宣伝費(1票あたり113ドルに換算される)を使ったRomney 氏が圧倒的に優勢とされていた。対するRick Santorum 氏はほとんど無名。「足を使った選挙活動」により1.65ドルしかかけなかったにも関わらず、8票という僅差にまで追い詰め、接戦の末敗れたが、実質的な勝利者と呼ばれている。
Santorum氏の祖父は1923年、ファシズムから逃れ若くしてアメリカに渡ったガルダ湖畔出身のイタリア人。炭鉱夫をして子供たちを育て上げ、大学に進ませた。孫のリックもアメリカで法律学を修めた後、フィレンツェ大学の専門課程に進んだ。
政治家としてのリック・サントラムは、「信仰、自由、家族」を重視する典型的な保守派。

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