2011年6月14日火曜日

「SI (原発反対)」は95~96%

イタリアの国民投票(Referendum)の結果

今回の国民投票では若者が主導権を握り、ウェブを通じて人々に呼びかけました。街の広場には大きなスクリーンが置かれ、集まった群集は、サッカーのワールドカップさながらの熱気を帯びて選挙の結果を見守りました。
「政党の旗を持ってきてはいけない」という呼びかけがあり、広場は普段着姿の「普通の人々」で埋め尽くされました。
「SI’(原発反対、など4項目)」が勝利することが分かると、みな躍り上がって喜び、ダンスし、乾杯の杯が交わされました。今回は国民投票が有効となるためのQuorum(投票者数)50%を大きく超える57%が投票所に足を運びましたが、これは15年来のことでした。

12日19:00の国営テレビTG3がインタビューした人々の声です。
若者「みんなの権利は少数の人間の利益より大切なんだ」
赤ちゃんを抱いたお母さん「庶民の勝利です。とうとうこの日がやって来ました!」

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